『おはぎ』撮影監督インタビュー

インタビュー

こんにちは!映像制作実習2022年度作品『おはぎ』広報担当兼ブログ担当の中島です!

本日は撮影監督インタビューです!!盛りだくさんの内容になっています、ぜひ最後まで読んでください!

どうぞ!!

『おはぎ』あらすじ

おしゃべりなみやと無口な勇は、一つ屋根の下、会話もなく、毎日を同じように過ごす。娘と孫が訪ねてきた日、みやが倒れた。そんなみやを病室で家族が見守る中、本人は幽体離脱をしていた。 そしてみやは “透明人間”になることで今まで見ることがなかった勇の一面を知る。

連れ添って 50年の老夫婦の物語。

新倉拓樹さんインタビュー

―撮影経験について

カメラ自体は中学生の頃に趣味で始めました。当時は写真だけで、大学生になって初めて、映像の世界に挑戦しました!

―「おはぎ」の撮影以外にも普段から色々カメラを使って活動してるの?

たまに現場に出たり、出なかったりしながら、ドラマや映画の制作に挑戦しています!

―映像も写真も撮るのが上手な新倉くん。写真と映像のカメラマンそれぞれの面白さ、違いなど教えてください!

写真はやはり瞬間を切り取るものであるからこそ、その一瞬を見逃さないこと、そしてそのチャンスをいかにものにするかの勝負が楽しさです!

一方で、映像は人、もの、空間、光、様々なものが動き続けるからこそ、考えることがとても多く、それは楽しさでもあり、また大変さでもあります!特に光の活かし方や、つながりにはいつも頭を悩まされながらも、楽しんでおります!

―「おはぎ」という作品に対する印象

すごく温かくて、でも2人の夫婦の距離が、離れては近づいて。そんな僅かかもしれないけれど、確かにある変化がとても素敵に描かれている作品だなと思います!

―撮影の中で楽しかったことは?

ここは重要!というカットが上手くハマったり、病院のシーンでどこに「みやさん」を入れるのか、どこは入れないのか。そんな演出を考えるのが1番楽しかったです!

―逆に大変だったこと、難しかったことは?

時間的な制約がある中で、優先順位をつけて撮っていくというのが何よりも難しかったです。

また、カット割に気を取られて、演出面が疎かにならないよう、全体を意識してみながらやっていくのが、とても大変でありながら、楽しいところでした。

―好きなカット、こだわった部分について

家のシーンで、勇さんが「1人で」頑張るシーンにはとてもこだわりました。

こういう風に撮れたら面白いね!こういう風にやってみたらどうかな!と、一つ一つのカットを監督と試行錯誤したのが思い出です!

―班の印象

みんなの動きが本当にテキパキしていて、声もたくさん出ていて、本当に感謝しかありません!

準備や気配りなど、なかなかキャメラに気を取られて僕が見えていない部分まで、すごく助かっています。

―監督はどんな人、監督に一言!

ちょっと抜けてるところもあるけど、でも自分はしっかりともっていて、なによりも本当にこの『おはぎ』という作品が、そして、おばあちゃん、おじいちゃん、ご家族のことが大好きなんだなと伝わってくるような、そんな素敵な人です!

「撮影ももう大詰めで、こっからはまた編集に追われることになるけど、最後まで一緒に頑張ろうね!!」

―最後に見どころを教えてください!

不器用な勇さんと、可愛らしいみやさんと、クスッと笑えるようなそんな2人の関係に注目してください!

―ありがとうございました!

上映まで残り2週間をきりました!皆さん、ぜひ「おはぎ」を楽しみにしていてください!!

-上映会情報-

日時:2023年1月21日(土)

場所:早稲田大学大隈講堂

入場料:無料

4作品上映予定

※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、変更、中止の可能性がございます。

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