班員インタビュー 音声編

河井班ブログ担当の中垣です。

今回は音声担当の清水さんにインタビューを行いました。
清水さんは今回が初めての映画撮影ということで、そのきっかけなど中心に聞いていければと思います。

Q1.清水さんは今回が初めての映画撮影ということですが、そもそもどうしてこの授業をとりたいと思ったのでしょう?いつか映画を撮りたいなと思っていたのでしょうか?

単純に映画が好きだったからです。2年の時からこの授業の存在は知っていたのですが、なかなか手が出ず4年になってしまいました。今思うともっと早い段階で参加しておけば良かったと思っています。
映画を撮りたいという気持ちは、正直あまりありませんでした。そのせいか、初めの企画や発表では何も思い浮かばず苦労しました。

Q2.たくさんの役職がある中で、音声をやってみたかった理由はありますか?

実は自分からやりたいと思った訳ではなく、監督の河井さんから勧めていただいて音声をやっています。映画撮影について何もわからず困惑していたので、勧めていただいて非常にありがたかったです。

Q3.音声として、今までの撮影現場はどうでしたか?楽しかったこと、大変だったことなどあれば教えてください。

全く経験がなく不安でしたが、周りの班員のみなさんのおかげでなんとかやっているという感じです。やってみると、普段気づかないような音が至る所から聞こえて驚きました。そして、そういった小さな雑音を止めることも音声の仕事だということを初めて知りました。
楽しかったことは音声を手伝ってくれた野村くんがベッドの下に潜って録音していたことで、大変だったことは飛行機の音がなかなか鳴り止まなかったことです。

Q4.清水さんは普段からよく映画を見ていたり、本をたくさん読んでいるイメージがあります。今まで吸収してきた本や映画など、それが今回の撮影に活きているなあと感じることってあったりしますか?あるいは逆に、この撮影を通して映画や本の楽しみ方が変わった!とかあったら教えてください。

映画や本は好きですが、撮影に活きていると感じたことはあまりありません。むしろ撮影ではそういった付け焼き刃の知識ではなく、もっと人として基本的な能力が必要なのだと思い知らされました。それは人と人が協力して何かを作るための力です。班員の方々はみなさんそういう力を備えていて、すごいな素晴らしいなと思います。
この経験により、いままで表面的だった自分の映画を見る目は大きく変わったと思います。

Q5.四作品の中で、なぜ河井監督のつかずはなれずを選んだのでしょう??

私が河井さんの作品を選んだ理由は、本を読んだ中でもっとも映像が頭に浮かんだからです。河井さんは初めから面白そうな企画を発表していて、ただすごいなと思っていました。そして早いうちから、もし参加できるなら河井さんの作品にしたいなと考えていました。

Q6.他の班員とのチームワークはどうでしょうか?他の班と並行して撮影を進めていくので、他班の様子も授業で見られると思うのですが、ずばり河井班とはどんな班でしょうか?どんな人が集まった班ですか?

班員はみなさんとても協力的でチームワークは良いと思います。そしてそういうことが自然にできる素敵な人が集まっています。自分の担当する役割以外でも手伝ったり、たくさんのアイデアを出して、話し合いながら進めていく姿はとても刺激的です。私はなかなかそういったアイデアや意見が思いつかないので、毎度班員のみなさんにただただ感心させられています。

Q7.今後、再び映画を撮影する機会があったらチャレンジしてみたい役職とかありますか?脚本を自分で書いて監督やってみたい!とか

そうですね、あまり自分で脚本を書いたり監督をやることは想像できません。というのも今回の経験で、撮影の現場で人を動かしたりはっきりと方向を示す監督の仕事は自分には向かないなとはっきりわかったからです。しかし、周りの人の撮影や何かで、もし自分にできることがあればいつでも手伝いたいと思っています。

Q8.最後に一言お願いします!

この授業や撮影で何も出来ていない自分が言うことではないですが、この授業に関わるみなさんが納得のいく作品を無事に作り、上映することができたら一番良いことだなと思います。それと、もしこの授業を受講するか迷っている人がいれば早めに受けることを勧めます。ありがとうございました!

現場で活躍されている班員の声を聞くと学生映画の見方も少し変わってくるかもしれません。
今は大変な時期ですが、1/16の上映会に向けてラストスパートをかけていきたいと思います!

2020.12.25(金)