上映作品『たねび』坪内監督インタビュー

インタビュー

こんにちは!映像制作実習2025年度上映作品『たねび』広報担当のファウツです。
本日は『たねび』監督:坪内さくら(つぼうち・さくら)さんのインタビューをお届けします。お楽しみください!

『たねび』あらすじ

中学2年生、冬休み。元消防士の父と、火に惹かれ始めた弟。自然に囲まれた町で二人と暮らしている楓。
平穏な日常は静かに燃える"たねび"のように、段々と変わっていく。
畏怖と憧憬。火に翻弄される家族を幻想的なタッチで描いた物語。

―映像制作実習を履修したきっかけを教えてください。

 大学の授業で映画を制作できると聞き、面白そうだと思って履修しました!映画サークルにも所属していなかったので、映画好きな友達ができたらいいなという思いもありました。

―今作は「火」がテーマのひとつですが、その設定に至る背景を教えてください。

 今回の作品のイメージは、夢がきっかけなんです。実は2巡目の企画書提出の締切数時間前に一度は諦めて寝てしまって。そこで見た夢が不思議だったので、その内容を2時間くらいでブワーって書いて…(笑)。ただ、テーマの根っこにあるのは、小さい頃に火で遊ぼうとして叱られたときに抱いた疑問かもしれません。「どうして大人はこんなに怒るんだろう?」と、当時は納得できませんでした。
 子どもの頃って、危険なものや怖いものに対する感覚が鈍い反面、面白いものや綺麗なものには異様なくらい敏感だったりしますよね。そういった大人と子どもの認識のズレや、一つの出来事が怖いながら魅力的にも見える不思議な感覚を描いてみたいと思いました。

たねび班の印象を教えてください。

 個性派揃い、ですね。みんな我が道を行くタイプで、良い意味で、遠慮せずに意見を出してくれるんです。また私自身、こんなに真剣に映画や創作の話ができる友達はほとんどいなかったので、班で活動する時間はとても楽しいです!それぞれが得意を活かして積極的に動いてくれて、「1人で作っている」という孤独感はありません。今後またこのメンバーで別の作品も作りたいと思える班です。

―これまでの実習で楽しかったことはなんですか。

 うーん、やっぱり泊まり込みでの撮影かな!ロケ地が遠く移動は大変ですが、撮影がちょっとした旅行みたいで楽しいです。夕食は毎日みんなで自炊して、チゲ(鍋)と豚汁、シチューにラーメン……最高という言葉に尽きますね。

―反対に、大変だったことはありますか。

 脚本に書いたイメージを映像で伝えることです。説明的な部分を削ってスッキリさせたのはいいものの、映像として形にした際にきちんと伝わるよう調整するのが想像以上に難しくて、かなり悩んでいます。
 それと、火を使う撮影ですね。どうしても一発勝負のようなシーンが多くて、自分でつくっておきながら「難しい!」と(笑)。撮影部も大変なはずですが、「これもまた一興〜」という感じで頑張ってくれています。

―『たねび』をどんな作品にしていきたいですか。

 まずはしっかり「映画」という形に仕上げることが目標ですが(笑)、観る人によってラストの印象が変わるような、余韻の残る作品にしたいです。

―最後に、意気込みをどうぞ!

 あまり器用なほうではないので、監督としてうまくできているのか不安もありますが、少しでも良い作品になるよう頑張ります!

―坪内監督、ありがとうございました!

―上映会情報―
日時:2026年1月24日(土)
場所:早稲田大学大隈記念講堂(東京都新宿区戸塚町1-104)
入場料:無料
4作品上映予定

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