こんにちは!
映像制作実習2025年度上映作品『ぎっちょんちょん』広報担当の有坂です。
本日は、とある日の機材運搬車での班員トークをお届けします。乗車メンバーはプロデューサーの冨澤、堀池、撮影の橋本、有坂です!
あらすじ コロナの影が広がり始めた2020年2月。小学6年生の結良は、卒業式の合唱を楽しみにしていた。しかし、父が中国在住という理由で家に張り紙が貼られてしまう。神経質になる母と、歌を避ける想真。結良は、変わっていく周囲についていけない。全国一斉休校が告げられるなか、結良はどんな卒業式を迎えるのか。
有坂: (上映作品が4作品に決まったあと、どの班に参加するか選んだと思うんだけど)どうして『ぎっちょんちょん』に参加しようと思ったの?
堀池: コロナの設定に共感できるというか。僕とか冨澤とかの年代って、中学の卒業式のときにコロナ禍になって、っていう代だと思うんです。それから、高校の修学旅行が無くなったことが個人的に大きい心残りで。それを消化できるって思ったからかなあ。
有坂: 結良(主人公)の気持ちに近いものがあったから?
堀池: そうですね。あとは、作品を選ぶ前に「監督たちからの一言」があったじゃないですか。そのときに野呂田監督が言ってたことが良くて。僕がいいなって思ったのは、「みんなで作りたいので、色々意見言ってくれてOKです」っていう言葉。映画制作経験のない僕としては、雰囲気良さそうだなって思って。
有坂: まったく一緒かも!それ私も結構決め手になった!橋本さんはどうして参加しようと思ったんですか?
橋本: 僕は野呂田監督と同じサークルで、もとから友人っていうのもあるんですけど、『ぎっちょんちょん』には企画当初から惹かれてた。まあその、小学生が周りに、ある意味反抗する映画じゃないですか。最後合唱するシーンで、反抗して解放、みたいなのを表現したいと思いました。うっすいことしか言えてなーい(笑)。
全員: 笑笑
有坂:橋本さんは、野呂田監督の他の現場に参加したことがあるとか。
橋本: うん。僕自身、監督の前の作品に携わって、制作班の雰囲気がいいなって。
冨澤: そうなんだ!
橋本: 4つの企画で作っていくってなったけど、どれも魅力的で決めきれなかった。
有坂: 最後は誰と作りたいかってことで選んだんですね。冨澤さんは?
冨澤: 友達だからですね。
有坂: 私たちの班はプロデューサーが3人。各自の役割分担はあるの?
冨澤: キャスト係と、ロケ地決める人と、、、明確な分担はないかな。
堀池: 確かに、役割がきっちりあるというよりは、その時々で誰がやるかを決めてるよね。
橋本: 3人のなかでいいコミュニケーションができてるんだなあ。
冨澤: 自分ができないことは他の人に頼んでるね。
堀池: それで、 みんな快く引き受けてくれるから。
有坂: そうなんだ!班員の一人ひとりが確実に仕事をしているなと思うけど、この班に参加して、思い出に残ってることは?楽しかったことでも辛かったことでも、なんでも。
橋本:大変なことは毎週土日に撮影があることかなあ。早起ききついよね。
有坂: きついね。
冨澤: 小学生から元気もらってる、、、
橋本: 昼飯楽しいよね、給食みたいで。
冨澤: 大変なことは機材運搬の運転かなあ。多分(今までの走行距離)1000キロはいってるよね。
有坂: 昨日は茅ヶ崎、、、!
冨澤: 高速で1時間半(笑)。
あと、映画制作をして思ったのは、制作班以外の人にも助けられてるってことですね。監督の友達に合唱の作曲を頼んだり、私の友達に家をロケ地として貸してもらったり。
堀池: 映画は一人では作れないってことだな。
有坂:本当にそうだよね。
ちょうどいま、撮影が折り返しの時期だけど、この作品の魅力はなんだと思う?
橋本: 『ぎっちょんちょん』は今ちょうど大学生の人たちが、小学生や中学生の頃の話で。その頃ってコロナで大事な青春が奪われて、それぞれにいろんな思いがあると思う。作品に重なるところがあるんじゃないかな。そこが魅力だと思います。
堀池: 失われた時間が少し戻ってくるというか。どの年代の人が見ても、重なる、思い出すものはあるんじゃないかな。
冨澤: 親世代も出てくるもんね、子どもだけじゃなくて。
橋本: 学校だけじゃなくて家庭内でのできごとも描かれてるからね。
有坂:たしかに!!!多くの人にこの作品が届くといいなと思います。
―上映会情報―
日時:2026年1月24日(土)
場所:早稲田大学大隈記念講堂(東京都新宿区戸塚町1-104)
入場料:無料
4作品上映予定
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